坊勢漁業協同組合
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神権伝説

坊勢島の神権(じんごん)さん

坊勢島の神権(じんごん)さん 坊勢漁港(奈座地区)の海から突き出した小島は弁天島、別名神権(じんごん)さんと呼ばれています。
そこには漁師の守護神でもある海神・竜神・弁財天が祀られていますが、その島にまつわる伝説は意外に地元の人々にも知られていません。

平成17年、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選定された伝承をご紹介します。

伝承

伝承その昔、無茶な漁ばかりする掟破りの漁師と、心優しく利発で美しい娘がいました。
ある日、父親は出漁し、大漁を喜びながら魚を舟に積み込み意気揚々と港を目指しましたが、その魚の中には龍神様の使いがいたのです。
舟が港の入り口に差し掛かったところ、黒い雲が空をおおい、激しい風雨を伴った嵐が舟を襲い、転覆寸前でした。
父を心配し、岸で待っていた娘は、父の日ごろの無作法な漁を龍神様がお怒りになっているのだと悟り、父に「魚を海に返して!」と叫びましたが、せっかく獲った魚を逃してなるものかと聞き入れず、ますます海は荒れるばかり。
そこで娘は竜神様の御霊を鎮め、父の命を助けるため、自らの身を海に投げ出しました。
すると、水柱が天をも貫くような竜巻が起こった後、嵐はうそのようにおさまり、そこに美しい娘の化身の小島が現れたのだということです。
それから父親は心を入れ替え、そこに竜神様を祀り、島の安全と大漁を祈るようになりました。
今でも坊勢では正月の4日、神海祭(神権祭り)が行われています。
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