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坊勢島って
どんなところ?

瀬戸内海の東、姫路から南西約18kmの播磨灘に位置する家島諸島の1つ。
新鮮な海の幸と、活気溢れる港町。
瀬戸内海の潮待ち要所として、古くから多くの旅人が訪れる漁業の島です。

坊勢島

四+四=「しあわせの島」

家島諸島は大小様々な44の島々から成っており、
「44」という数字を漢字で書いた、四十四島は、「四」たす「四」。
それは末広がりの「八」ということで、「し」と「し」を合わせて「しあわせの島」とも呼ばれています。

スライド
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賑やかな港町と
澄んだ静かな海

漁船

遠くの方までずらりと並ぶ漁船。その一隻一隻には、船の持ち主を表す豪華絢爛な紋が彫られており、それぞれのストーリーを感じられます。総漁船数およそ900隻。入れ代わり立ち代わり様々な船がやってくる港町。その目まぐるしく変わる風景に見飽きることはありません。

魚介類

漁船

漁を終えて帰ってきたばかりの漁船からは、採れたての魚介類が水揚げされるとすぐさま計りにかけられ、次々と仕分けされ、出買船や海上生簀に運ばれます。

魚介類

魚介類

坊勢では島の大半の家庭が漁業に従事しており、過疎に悩む他の島々と違い漁協組合員の平均年齢が若く、初めて坊勢を訪れた方は、人が多いことや家が建ち並ぶ様子、原付バイクが数多く走り回っていることなどに驚かれるようです。

漁船

車で一周回ると約10分、ぶらり散歩しても1時間半ほどの、澄んだ海と手付かずの自然が残る小さな島。
山が海岸に迫り、平地が少ないため道路も狭く、所狭しと家が建ち並びます。
島の風情と人情、それにモダンな建物が混ざり合う、なんだか不思議なところ。

イメージ

街並みイメージ

賑やかな海を横目に、のんびりお散歩してみたり。獲れたての、坊勢の幸を堪能してみたり。

街並みイメージ

ぼうぜ鯖寿司

日常から離れた小さな島で、ぼんやりとする時間。
なんでもない空や海が、いつもと違って見えてくるのかもしれません。

神権さん

坊勢島の神権さん

坊勢漁港の海から突き出した小島、弁天島(海神社)は、別名神権(じんごん)さんと呼ばれています。

朱塗りの橋で繋がっており、岩の上には漁師の守護神でもある海神・竜神・弁財天が祀られており、毎年1月には「海神祭」というお祭りが行われています。

ここには漁師の父と親孝行な娘の伝承があり、この神権伝説は、平成17年、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選定されました。

神権さん

神権さん

坊勢島豆知識

その昔、無茶な漁ばかりする掟破りの漁師と、心優しく利発で美しい娘がいました。

ある日、父親は出漁し、大漁を喜びながら魚を舟に積み込み意気揚々と港を目指しましたが、その魚の中には龍神様の使いがいたのです。
舟が港の入り口に差し掛かったところ、黒い雲が空をおおい、激しい風雨を伴った嵐が舟を襲い、転覆寸前でした。

父を心配し、岸で待っていた娘は、父の日ごろの無作法な漁を龍神様がお怒りになっているのだと悟り、父に「魚を海に返して!」と叫びましたが、せっかく獲った魚を逃してなるものかと聞き入れず、ますます海は荒れるばかり。
そこで娘は竜神様の御霊を鎮め、父の命を助けるため、自らの身を海に投げ出しました。

すると、水柱が天をも貫くような竜巻が起こった後、嵐はうそのようにおさまり、そこに美しい娘の化身の小島が現れたのだということです。
それから父親は心を入れ替え、そこに竜神様を祀り、島の安全と大漁を祈るようになりました。

恵美酒神社

坊勢島の玄関口である奈座港西橋にあり、瀬戸内海を望む山頂に位置します。
坊勢島民の氏神である(えべっさん)は、漁業・海運に関連する神様として恵比須大神が祀られたと考えられます。

蛭子大神を祭神とし、例祭として毎年11月3日、4日に秋祭りが行われ、始まりは明治30年代と、約90年前に遡ることができます。この秋祭りには、「幟連れ」と呼ばれる17、18才の青年団が参加し、祭礼に初めて参加すると同時に一人前の社会人となったことを披露する意味合いもあると考えられます。

幟練りは約30本の竿提灯に先導され、太鼓と歌による「祇園囃子」に合わせ、道中幟竹を威勢よくぶつけ合い、竹を割りながら神社に向かいます。

豪華絢爛な屋台が練り歩く様子は迫力満点です。

恵美酒神社 秋祭り

恵美酒神社

坊勢島豆知識

この竹を割ることについては諸説がありますが、神は幟の練り出しまで天上に居り、幟の練り出しと同時にその場へ降神し、恵美酒神社に向かうと考えられておりますので、竹を道中激しく割って行くのは道々の元凶を切り、清め、神を神社まで案内する為だと考えられています。

かしわの山展望台からの景色

かしわの山展望台

島の一番高い山の頂上にあるこの展望台には、瀬戸内海を360度一望できる大パノラマが広がっています。西は小豆島、東は明石海峡大橋まで!さらに、日が傾き始めるとまた違った景色が楽しめます。夕日がゆっくりと海に沈んでく様子は、まさに絶景です。

坊勢島へのアクセス

見て、知って、感じて、味わう。 播磨灘のええとこ巡り。

漁業見学&体験ツアー

坊勢漁協では、さまざまな漁業を見学いただくことができます。
当船には、最新式の高性能な船舶レーダーや、海底地形を映し出すことのできるソナーなど、さまざまな機器を搭載。漁業見学時には、その場で水揚したばかりの魚介類を試食いただけます。

ツアーと組み合わせて、空いた時間に坊勢の観光スポットを自由に散策。
えさやり体験やクルージングなど、様々な体験が盛りだくさんです。

漁業見学&体験ツアー

漁業見学&体験ツアー

漁業見学&体験ツアー

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